練馬区・中野区・杉並区の皆さんこんにちは。
練馬区 外壁塗装 豊富な塗料と施工実績で評判の住まいるペイントです。
早いもので、今年も残すところ数日となりました。本年もたくさんのお客様にご用命いただき、心より感謝申し上げます。皆様にとって今年はどのような年だったでしょうか?
年末は一年を振り返って、来年の抱負がぼんやりと浮かんでくる時期ですよね。たとえば、「来年こそは外壁塗装・リフォーム工事をしたい」「もっと快適な住まいを手に入れたい」というのも、抱負や目標です。ただ、工事に踏み切るのには勢いが必要、という方もいらっしゃると思います。
そこで当ブログでは、前回から、全3回のシリーズとして「外壁塗装業者・リフォーム業者と対等に話せるようになるキーワード」を紹介しております。第1回は基礎知識編で、今回は「工事・道具編」です。
複雑だと言われがちな業界の専門用語を覚えられるシリーズですし、特に今回は、実際の道具もピックアップしつつ、ここだけの話も披露しています。こちらは、「楽しく学べた」とのお声もいただいた初回の記事です。気負わず楽しみながら読んでみてくださいね。
外壁塗装の正しい施工工程は?
今回は、工事中に飛び交う現場の業界用語をご紹介します。そのためには、まず工事の工程がどのようなものか、知っておくとわかりやすくなります。
実は、外壁塗装工事は、塗料を壁に塗って終了とか、そのような単純作業ではありません。おおよそ下記のような緻密な工程を経て、外壁の防水性や耐久性をアップさせています。
仮設工事(足場設置)
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高圧洗浄+養生
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下地処理
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下塗り
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中塗り
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上塗り
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付帯部分の塗り
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点検
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養生外し・足場解体
この間、塗料を乾かす時間もありますので、一日や二日で終わらないのが想像できるかと思います。外壁塗装工事は、屋根塗装も含めると二週間くらいかかると思っておいた方が良いでしょう(天気にもよります)。
工事の複雑さについては、外壁塗装について調べ始めたばかりの方だと「え、単に塗るだけなのにこんなに色々やってるの?」「本当にこんなに作業が必要なのかな…」と面食らってしまうこともあるようです。
そういうとき、弊社では工事を”お化粧”に例えてご案内しております。お化粧の場合、いきなり顔にファンデーションを塗ったりはしませんよね。
まずは洗顔して汚れを落としてから、化粧水などを塗って下準備し、そこから本格的にお化粧が進んでいきます。そうイメージしていただくと、外壁塗装という家のお化粧も、スッと頭の中に入ってくるのではないでしょうか。
上で説明した細かな工程は、覚えていただく必要はありません。外壁塗装工事は「塗料を塗るだけの単純作業ではない」というところがポイントです。
もう少し詳しく、各工程について知識を深めたいという方は、こちらの記事を読んでくださると上級者に近づけます。
塗装工事は下地処理がとても重要!(キーワード:養生、ケレン、高圧洗浄)
それでは、工事現場で使われるキーワードを説明していきます。
外壁塗装工事が成功するか否かは、塗料を塗る前の「下地処理」がとても重要です。先程の例えになりますが、洗顔も化粧水もなしでお化粧をしても、ノリが悪かったり、仕上がりがイマイチ、なんてこともありますよね。塗装工事も全く同じで、どんなに性能の良い塗料を使用したとしても、前段階の「下地処理」がしっかりされていなければ、塗料本来の性能を発揮させることができません。
外壁塗装工事を検討される場合は、塗料選びだけではなく、作業工程それぞれの意味と重要性を理解している業者かも含めて、慎重に依頼先を選ぶことをお勧めします。
次の三つは、「下地処理」に欠かせないキーワードです。
キーワード①養生
外壁塗装における”養生”とは、一言で表すのであれば「建物を保護すること」です。通常の業者は、大事な家屋に塗料が飛び散ってしまわないように、ビニールシートやメッシュシートで保護してから本格的に塗料を塗る工程に入ります。また、塗装は職人が手作業で行いますので、養生は、塗らなくてもいい箇所に誤って塗布しないための目印という役割もあります。
下地処理だけでもたくさんの工程がありますが、“養生”の重要性を知っているだけで、業者側も作業のしやすさが変わってきます。打ち合わせもよりスムーズに進むかと思いますので、ぜひ、覚えていってくださいね。
キーワード②ケレン
続いてピックアップするキーワードは”ケレン”です。ケレン作業とは、塗装面を綺麗にする作業です。
建物の雨戸やシャッターなどには、意外と鉄がたくさん使用されています。通常、鉄部分はサビ止め+塗料で保護されていますが、何年も経つと塗膜が徐々に劣化してしまい、サビが発生します。このようなサビも汚れの一つです。この上から塗料を塗ると、汚れが邪魔で塗料を外壁材に密着させることができず、工事としては不完全です。
ですから塗る前に汚れやサビを落とし、綺麗な状態にしていきます(=ケレン作業)。その後、本格的な塗料を塗る工程に入ります。
キーワード③高圧洗浄
ケレン作業だけではなく、高圧洗浄も大切な下地処理です。高圧洗浄機を使い、古い塗膜や剥がれかけの塗料、藻やコケなどを洗い流す作業も、塗装前に必ず行うものです。「お隣が近いので、高圧洗浄で迷惑を掛けないか心配」などと聞いてみれば、業者の反応を見ることができます。高圧洗浄については、動画も含め詳しく紹介している記事がございますので、よろしければ併せてお読みください。
道具へのこだわりを見極める(キーワード:ローラー、ハケ)
次に外壁塗装工事に使用する道具についてご紹介します。工事には数えきれないほどの道具を使用しますが、今回はローラーとハケをピックアップしてみました。
キーワード④ローラー
外壁塗装の現場で、壁を「何」で塗っているか見たことがあるでしょうか? 塗るための道具、一つ目が”ローラー”です。塗料を染み込ませて使うため、スポンジ状で塗料をよく吸う形になっています。
ローラー塗りでは、機械を使用せずに、職人が直接手塗りで作業しています。このローラーにも豊富な種類があり、家の形や凹凸、塗料メーカーによる指示などを考慮した上で、どのローラーを使用するか職人が適切に判断しています。
見積相談の際に、「この部分はどんなローラーを使うんですか?」と聞いてみてもいいですね。専門性の高い業者なら、説明してくれるはずです。一般的にローラーは、面積が広い外壁に対して使用するものですね。
キーワード⑤ハケ
一方で、壁の際や窓枠など、ローラーだと上手く塗れない細かい部分を塗るときは”ハケ”を使用します。仕上がりが職人の腕に左右されるため、熟練した技術が必要となります。
安いハケを使用すると、ペンキを塗る際に毛が抜けてしまい、塗膜に毛が入ったまま仕上がってしまいます。この見た目では、とてもではありませんが、綺麗な仕上がりとは言えません。ここだけの話、いいハケを使っているのはいい仕事をする業者と思ってもらってもいいでしょう。このようなことがないよう、日々の仕事にこだわりとプライドを持っているのが弊社職人です。職人にとって、道具はいわば命と言っても過言ではありません。私自身、作業に使用する道具にはこだわっています。
機会があれば、私のこだわりの道具を紹介する記事もアップしようかな、と思っています。業者に工事を依頼する際は、作業員の”道具”についても注目してみてください。道具を大切に扱っている作業員であれば、きっと作業にもその姿勢が現れてくると思います。
まとめ
今回は、塗装業者と対等に話すためのキーワード(工事編)をお伝えしてきました。自分が工事に使用する道具に深いこだわりを持っていますので、熱い語りになってしまいましたね。私からすると、道具があってこその仕事になりますし、よりお客様に喜んでいただくためにここだけは譲れません。
①養生
②ケレン
③高圧洗浄
④ローラー
⑤ハケ
上記キーワードと共に、「情熱」も、ぜひ業者選びのご参考にしていただければと思います。次回は、連載最後の「見積もり編」になります。打ち合わせの際に役立つキーワードをピックアップして、徹底的に解説していきますので、楽しみにお待ちください。
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最終的には、塗装業者の誠実さで命運を分けます!
建物の塗替えをする際に、何よりも大切なのは、「塗料の機能は、塗装職人の技術による適切な塗装により、建物を長く良い状態に保ってくれる」ということです。
建物の状況によって、最適な塗料は変わります。
” 家の表情が変わると生活が変わる “
塗装の技術力とご提案には、ぜひ一度、練馬区の塗装会社〈住まいるペイント〉にご相談ください。誠実な対応をさせていただきます。
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