🔖外壁塗装工事で失敗しないための自己防衛知識 〜その4〜 外壁塗装の塗料は何を基準にすればいいの? 選び方をご紹介!~2022最新版~

外壁塗装の塗料は何を基準にすればいいの? 選び方をご紹介!

~2022年更新~

練馬区・中野区・杉並区の皆さんこんにちは。

練馬区  外壁塗装 豊富な塗料と施工実績で評判の【住まいるペイント】です。

これから何十年とずっと住み続けていくわが家。

一番長く生活する場所でもありますから、なるべく快適に!と、日々家の中をお掃除したり、家具を整えたりと、皆様大事にされています。

そして、この快適なお住まいに長く住んでいただくためには、お家のメンテナンスが必要不可欠です。

それが「外壁塗装」。雨風などの侵食から自宅を守るための大事なメンテナンスです。

ところが、残念ながら外壁塗装工事は、優良業者も悪徳業者も存在する業界です。悪徳業者の中には、塗料メーカーが定める規程の希釈率を無視して塗料を薄め、材料費を浮かせる工事を行うところもあります。弊社はそんなニュースを聞くたびに、いたたまれない気持ちになります。「正しい塗料の判断基準を知っていれば、悪徳業者は避けられるのに」と。

けれど、プロの知識を教わる機会はなかなかないはずです。

弊社は、皆さまに「塗料を見極めていく知識」をつけていただき、業者の言いなりにならない塗料選びができるようお手伝いいたします。今回も業界30年以上のプロが、有益な情報をお伝えさせていただきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

どの塗料で塗る?失敗しない塗料選びは「4つのバランス」が大事!

結論から申し上げますと、塗料は以下の4つのバランスを考えながら選ぶことが大切です。

前回のブログと重なる部分もありますが、大事なことなのでご容赦ください 。

🔖 外壁塗装工事で失敗しないための自己防衛知識 〜その3〜 あなたの家にぴったりの塗料は? 外壁塗装の塗料ごとの特徴を比較します!~2022最新版~
外壁塗装の塗料ごとの特徴を比較します! ~2022年更新~ 練馬区・中野区・杉並区の皆さんこんにちは。 練馬区  外壁塗装 豊富な塗料と施工実績で評判の【住まいるペイント】です。 はじめて外壁塗装をご検討されている方から...

耐久性

塗料は、その種類によって耐用年数がまったく異なります

塗料メーカーにもよりますが「塗料がどれだけ長持ちするか」は、塗料の成分によって決まります。

塗料名別の耐用年数は以下となっております。

 

価格

耐用年数が長い塗料の方が材料費は高くなります。しかしながら、実際のところ、塗装工事費用の大半は、職人さんの人件費や足場費用なのです。ということは、材料費(塗料)が少々高くなっても、耐久性のある塗料を使った方が塗り替えの回数が減り、長い目で見ると工事費用が割安になります。

耐久年数が10年の塗料を使用し、塗装工事費が100万円の場合、30年間で300万円かかりますが、耐久年数が15年の塗料を使用し、塗装工事費が120万円の場合、30年間でかかる費用は240万円です。1回の工事費が高くなっても2回の塗り替えで済ませると、長期的に見れば、60万円もコストが低くなります。耐久年数を長くし、塗替えの回数を減らすことで、結果的に得をする。これがランニングコストの意識です。

耐久性価格については、前回のブログでもしっかりとお話ししておりますので、まだ記事をご覧になられていない方は、そちらもご覧ください。

🔖 外壁塗装工事で失敗しないための自己防衛知識 〜その3〜 あなたの家にぴったりの塗料は? 外壁塗装の塗料ごとの特徴を比較します!~2022最新版~
外壁塗装の塗料ごとの特徴を比較します! ~2022年更新~ 練馬区・中野区・杉並区の皆さんこんにちは。 練馬区  外壁塗装 豊富な塗料と施工実績で評判の【住まいるペイント】です。 はじめて外壁塗装をご検討されている方から...

では、次に環境適応性防汚性について徹底解説させていただきます。

 

環境適応性

環境適応性とは、環境対策のことです。いくら、耐久性が高い塗料であっても臭いがひどく、有害な塗料では安心して家に住むことができませんよね。住宅地にお住まいの方は、臭気も考慮しながら、塗料を検討されるのが最善かと思います。

塗料は、缶に入っているものをそのまま使うのではなく、塗りやすくするために溶剤を混ぜて塗布します。溶剤とは、簡単に言えばシンナーのことですが、シンナーで薄める塗料「溶剤タイプ」水で薄める塗料「水性タイプ」と言います。

「溶剤タイプ」「水性タイプ」大きな違いは、ニオイです。

水性1液型 < 溶剤1液型 < 水性2液型 < 溶剤2液型

やはり水性より溶剤型、1液型より2液型の方が高性能の傾向があります。

例えば、赤ちゃんやお年寄り、妊婦さんがお住まいの場合には、ニオイが少ない「水性タイプ」をおすすめしております。「溶剤タイプ」の耐久性と「水性タイプ」環境性をくっつけた「弱溶剤タイプ」も発売されております。家族の暮らしや環境に合わせた塗料選びが、弊社は最善だと思っております。

パンフレットを見ているだけではどの塗料を選べばよいか迷ってしまうかもしれません。どんな小さな事でも構いません。ご不明な点がございましたらお気軽に弊社にお問い合わせください。

 

防汚性

防汚性とは、汚れの付きにくさのことです。どんな塗料でも、経年により必ず汚れはついてしまいますが、汚れを分解し洗い流すという性質を持った塗料も存在します。

外壁塗装の汚れの原因は、電気と油です。幼い頃、下敷きを髪の毛にこすりつけて遊んだことがあると思います。合成樹脂でできている下敷きは摩擦によって静電気を帯びます。実は塗料も、下敷きと同じで合成樹脂でできているので、塗膜に風が吹き付けることにより、摩擦が生じます

そうすると、塗膜表面に静電気が発生し、この静電気が周りに浮遊するホコリを吸い寄せてしまうのです。しかも。一度ホコリを吸い寄せるとなかなか手放そうとしてくれません。塗膜自体がホコリを付着させる性質を持っているのです。

 

そこで、各塗料メーカーは「低帯電性」の性質を持つ塗料を発売しています。静電気による汚れの付着を抑制し、静電気が発生したとしてもすぐに消滅してしまうという性能です。この「低帯電性」により汚れが付きにくくなるのです。

では次に油についてお話しいたします。

そもそも、外壁の汚れの源は、車の排気ガスや工場の煙、家庭の換気扇から出る煙などです。これらの汚れは「油性」です。塗料も合成樹脂なので「油性」、そのため油同士が融合してしまい外壁部分に汚れが付着してしまいます。

それに、油は水を弾きます。当然、塗膜も雨水を弾いてしまうので、今までは、雨水によって汚れが洗い流されるということはありませんでしたが、近年では親水性の働きで、雨水が外壁の表面を川のように流れ雨水と一緒に洗い流される塗料も発売されています。

特に、車道に面している外壁は汚れが気になりますよね。「汚れの付きにくさ」を重視されているお客様には、このような塗料を検討してみるのをおすすめいたします。他にも、太陽の光によって浸水塗膜を生み出す仕組みを持つ「光触媒塗料」などの塗料もございます。

現在は、技術の進歩により多様な機能を付加した塗料が登場しております。

外壁塗装は、決して安い買い物ではありませんので、外壁塗装の塗料を検討する際についつい「価格」だけを重視してしまいがちですが、「環境適応性」「防汚性」なども含め、バランスよく選定することが、失敗しない塗料選びにもつながります。

例えば子供が小さいから「環境適応性」を重視するなど、一度ご家族で話し合いの場を作ることをおすすめいたします。弊社は、お住まいの状況と重視される目的に応じて、しっかりとカウンセリングをしながら、一緒に塗料選びをしていきたいと思っております!

メンテナンス不要の半永久的塗料はありません!

「この塗料を使えば半永久的です!」

実は、悪徳業者のセールトークで使われるお決まりのセリフです。こういったトークは、セラミック塗料が出始めたことによく耳にしました。特に悪徳業者の営業マンは、口が上手く愛想もよいので、ついつい信用してしまいがちですが、このようなことを言われたら注意してください。

弊社にご相談に来られるお客様も「セラミック塗料は半永久的に効果が持続するから」との理由でそちらを希望される方が多いです。ところが、そもそもセラミック樹脂塗料というものは存在しません。正しくは「セラミックを含ませた塗料」です。

「え? セラミック塗料って、成分全部がセラミックじゃないの?」

そうなんです。実際には、塗料の中にセラミック成分が含まれているに過ぎません。ほんの数%セラミックが入っているだけで、セラミック塗料を名乗れるのです。

セラミックには「親水性」という性質があります。親水性とは、「みずになじみやすい」ということです。親水性のセラミックが雨水を塗膜全体に馴染ませて汚れを分解させるのです。言い方を変えるのであれば、汚れを目立ちにくくするのです。

外壁が汚れにくくなるので、メンテナンスを頻繁に行う必要性がなくなり、手間や時間が省けるという点ではメリットと言えますね。

もし塗料の成分が全てセラミックであれば、これらの効果が期待できます。が、実際には塗料の中にセラミック成分が含まれているに過ぎません。塗膜が全部親水性になるわけではないのです。

塗料メーカーのカタログを広げると「セラミック入り」と記載されている商品を見かけます。ところが、塗料の中にどの程度セラミックの成分が含まれているかは記載がありません。その意味では、セラミックによる「汚れ防止」の効果は未知数です。まして、セラミック塗料を塗れば半永久的な効果が期待できるなんてことはあり得ません。

当ブログを読んでいただいた皆さまは、「半永久的な塗料は存在しない」ことがお分かりいただけたと思います。

しかしながら、塗料メーカーのパンフレットには、たくさんの種類の塗料が紹介されています。

特に外壁塗装が初めての方にとっては、「塗料選びの決断」は負担になると思います。

「業者にお勧めされた塗料が妥当かどうか知りたい」

「今相談している業者にセラミック塗料を勧められたが、説明不足で納得ができない」

など、どんな小さなことでも構いません。

しつこい営業や無理にお話を進めるようなことは絶対に致しません。

まずはお気軽にご相談ください!

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最終的には、塗装業者の誠実さで命運を分けます!
建物の塗替えをする際に、何よりも大切なのは、「塗料の機能は、塗装職人の技術による適切な塗装により、建物を長く良い状態に保ってくれる」ということです。

建物の状況によって、最適な塗料は変わります。

塗装の技術力とご提案には、ぜひ一度、練馬区の塗装会社〈住まいるペイント〉にご相談ください。誠実な対応をさせていただきます。

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