【練馬区の皆様へ】大切な我が家を守るために。今、伝えたい定期的なメンテナンスの重要性

練馬区・中野区・杉並区の皆さんこんにちは。
練馬区 外壁塗装・屋根塗装を専門に営んでおります、株式会社住まいるペイントの代表の堺です。
日頃より、地域の皆さんには大変お世話になっております。
今回は、練馬区にお住まいの皆さんに、大切なお家の定期点検の大切さをお話させていただきます。
我々の仕事は、ただ家を綺麗に塗り替えることではありません。
皆さんが毎日を過ごす大切なお住まいを、風雨や紫外線から守り、永く、そして安全に保つこと。
その使命感と誇りを胸に、日々、職人たちと共に汗を流しております。
さて、そんな思いで仕事に励む中、9月30日の夜、お隣の杉並区で、2階建ての住宅建物の外壁が崩れ落ちるという衝撃的な出来事がありました。
倒壊した家屋のがれきは隣のマンションになだれ込んでいました。
住宅には、50代の父親と20代の息子2人がお住まいで、息子さんは幸いにも外出中。
父親は崩れる直前に外に逃げ、無事だったということです。
ニュースを食い入るように見て、まず安堵したのは、幸いにも通行人の方などにけががなかったという一点です。
本当に、不幸中の幸いでした。しかし、安堵と同時に、私の胸には強い危機感が込み上げてきました。
「もし、あそこに人がいたら…」
「もし、自分の家の壁だったら…」
そう思うと、決して他人事として見過ごすことはできません!
この出来事は、私たちに一つの重要な事実を突きつけています。
それは、「お住まいの老朽化は、静かに、確実に進行している」という厳しい現実です。
目次
「まだ大丈夫」その思い込みは危険なサインかもしれません
「うちの家はまだ築浅だから」
「見た目はそれほど汚れていないから」
そう思っていらっしゃる方も少なくないでしょう。
しかし、建物の劣化は、私たちが気づかない壁の内部で、静かに、そして着実に進行しているケースがほとんどなのです。
そして、今回の杉並区での一件。
幸いけが人こそ出ませんでしたが、一歩間違えれば大惨事につながっていた可能性は否定できません。
さすがに今回のような明らかに危険な状態を知っていながらも放置することはないとは思います。
しかし練馬区のような住宅街でも、同じように人通りの多い道路に面しているお宅も多いため、外壁や屋根の劣化を放置することは自分だけでなく通行人の方にとっても危険につながるのです。
これらの事故の原因として考えられているのが、外壁材の「経年劣化」です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e4b9d576afbd8a76694df0103a3568f9b0872841
東京都杉並区で擁壁が崩れて住宅が全壊し、その一部が隣接するマンションの敷地内になだれ込んだ事故で、区は2日夜、この擁壁について40年以上前から亀裂を確認し、所有者に対して計11回にわたり改善するよう指導していたと明らかにした。
今回の事件の現地付近の状況や情報によると、この住宅倒壊事故は「擁壁(ようへき)」の崩落が主な要因のようでした。
経年劣化を放置した結果が生み出した悲劇とも言えるでしょう。
外壁の経年劣化のサインって?
では、経年劣化とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか。
いくつか、皆さんにもご確認いただける危険なサイン(劣化症状)をお伝えいたします。
今一度この機会にご確認いただけたらと思います!
外壁の細かなひび割れ(ヘアクラック)はありますか?

髪の毛ほどの細いひび割れだからと、侮ってはいけません。
毛細管現象により、そのわずかな隙間から雨水は壁の内部へと侵入していきます。
手で触ると白い粉がつく(チョーキング現象)はありますか?

外壁を擦るように触ってみると指先に白い粉がつく現象がチョーキングと呼ばれます。
これは、塗料の防水性能が失われている明確なサインです。
塗料の表面が紫外線で分解され、粉状になっている状態です。
こうなると塗膜は、雨水を弾く力を失っている可能性があります。
塗装の膨れや剥がれはありますか?

壁内部に侵入した水分が、太陽熱で温められて蒸発する際、内側から塗膜を押し上げることで発生します。
内部で劣化が相当進んでいる証拠です。
杉並区の住居の擁壁の状態を知っている近隣からは「擁壁の膨らみが目立っていた」「ヒビも入って水がちょろちょろ出ていた」といった証言も見られていました。
シーリング(コーキング)のひび割れや肉やせはありますか?

外壁材のつなぎ目を埋めているゴム状の素材です。これが劣化すると、そこから大量の雨水が浸入する主要な原因となります。
🔻コーキングの劣化についてはこちらの記事で詳しく解説しています🔻
いかがでしたか?
これらの症状は、いわばお住まいが発している「声なき悲鳴」です。
この悲鳴を放置してしまうと、雨水は建物の心臓部である構造躯体にまで達し、木材を腐らせ、鉄骨を錆びつかせ、断熱材を湿らせてカビの温床を作ります。
そして何も手をつけず劣化が長い間放置され続けると、最終的には、壁そのものが耐久性を失い、剥離・崩落といった事態を引き起こす可能性に繋がります。
「外壁塗装」は建物の寿命をのばします

私たちが手掛ける「外壁塗装」は、色褪せたお住まいを新築のように蘇らせる、化粧直しのような側面ももちろんございます。
しかし、その本質はそこにありません。
新しい塗料で形成される「塗膜(とまく)」というバリアが、紫外線や風雨といった過酷な自然環境から、お住まいをがっちりとガードするのです。
この塗膜こそが、水の浸入を防ぎ、建物の寿命を大きく左右する、いわばお住まいの「生命線」とも言えるでしょう。
定期的なメンテナンスは「投資」です

塗り替えは、決して安価なものではありません。
しかし、これを「消費」と捉えるか、「投資」と捉えるかで、10年後、20年後のお住まいの状態、そして皆様の負担は大きく変わってきます。
例えば、表面的な劣化の段階で定期的なメンテナンスを行えば、足場を組んで塗装をする、という工事で済みます。
しかし、劣化を放置し、雨漏りが始まって内部の構造まで腐食してしまった場合、塗装工事に加えて、壁を一度剥がして内部の木材を交換したり、大規模な修繕工事が必要になったりします。
そうなれば、費用は塗装工事の数倍に膨れ上がり、工期も長期化します。
そう考えれば、定期的なメンテナンスは、「未来への投資」であると、私は確信しております。
大切な我が家のために、まずは「知る」ことから始めませんか?

「じゃあ、うちの家は大丈夫なの?どうやって確認すればいいの?」
そう思われた方も多いかと存じます。
まずは、ご自身の目で、お住まいの周りをぐるりと一周してみてください。
先に挙げたような劣化のサインがないか、少し気にかけていただくだけでも、これまで見えなかった我が家の状態に気づくことがあるかもしれません。
そして、もし少しでも「おや?」と思う箇所があれば、どうかお一人で悩まず、私たちのような専門家にご相談ください。
私たち住まいるペイントは、この練馬区を中心とした地域の皆さんとの信頼関係を第一に考えております。
ご相談いただいたからといって、無理な営業や契約を迫るようなことは一切ございません。
専門家による診断では、ただ遠くから眺めるだけでなく、実際に壁に触れ、目には見えない内部の状態までしっかりと確認します。
その上で、皆さんのお住まいの現状を正確にご報告し、今すぐメンテナンスが必要なのか、まだ数年は様子を見ても良いのか、正直にお伝えいたします。
今回の杉並区での一件は、私たちにとって「対岸の火事」ではありません。
皆さんの、そして私たちのすぐ隣で起きた、現実の警告です。
この警告を真摯に受け止め、私たち専門家が皆さんの大切なお住いを守るお手伝いができると信じております。
どうぞ、お気軽にお声がけください。
お住まいに合わせた最適なご提案を、誠実な対応をお約束いたします。
最終的には、塗装業者の誠実さで命運を分けます!
建物の塗替えをする際に、何よりも大切なのは、「塗料の機能は、塗装職人の技術による適切な塗装により、建物を長く良い状態に保ってくれる」ということです。
建物の状況によって、最適な塗料は変わります。
” 家の表情が変わると生活が変わる “
塗装の技術力とご提案には、ぜひ一度、練馬区の塗装会社〈住まいるペイント〉にご相談ください。誠実な対応をさせていただきます。
