【練馬区2025最新】サイディング外壁の塗装を徹底解説!基礎知識から見積ポイントまで教えます

練馬区・中野区・杉並区の皆さんこんにちは。
練馬区 外壁塗装 豊富な塗料と施工実績で評判の住まいるペイントです。

最近の新築物件で一番多く採用されている外壁材は「サイディング」外壁ですが、皆さまはご存知でしょうか。
圧倒的なシェアを誇るサイディングは、住宅の外観だけでなく、建物の耐久性を大きく左右する重要な部分です。
しかし、外壁は紫外線や雨風の影響を受けやすいため、適切な塗装と定期的なメンテナンスが欠かせません。
実はサイディング材の中にはメンテナンスフリーをうたうものもあり、じゃあ塗装は不要なの?と思われがちです。
今回は、サイディング外壁塗装が必要とされる理由から、塗料の種類、費用相場や見積りのポイントなども詳しく説明します。
これからサイディング外壁の塗装を検討する方はぜひ参考にしてみてくださいね。

サイディング材の特徴

サイディングとは、「さまざまなデザインに工場生産された板状の外壁材」であり、建物の保護・断熱・デザイン性向上を目的に使用されます。
なんと国内の新築戸建て外壁材の80%以上を占め、その中でもほとんどが窯業系となっています。
窯業系が採用される理由は、施工がしやすく比較的安価であること、軽量であり耐震性を高めてくれること、デザインバリエーションが豊富で好みの外観に仕上げることなどが挙げられます。
窯業系サイディングは、新築住宅の約8割に採用されているという割合は年々増加しており、対してモルタルは減少傾向にあります。

主な種類と特徴

サイディングには主に以下の4種類があります。それぞれの素材ごとに特性が異なります。
では、ここからは特徴やメリット、デメリットも合わせてお伝えしていきます。

①窯業系サイディング

窯業系サイディングとは、主な材料は、セメントや木質繊維を混ぜて板状に成型したものを指します。
日本の新築住宅の外壁材の中でも最も高く普及しており、シェア率は80%を超え、デザインや機能の選択肢が豊富なところが特徴です。

メリット・デメリットは以下の通りです▼

メリット・デザインが豊富(木目調、タイル調、レンガ調など)
・耐火性と断熱性に優れる
・初期費用が比較的安い
デメリット・防水性能が比較的低いため、10年程の周期で定期的なシーリングのメンテナンスが必要
・熱を蓄えやすく、夏場は室内が暑くなる可能性がある

金属系サイディング

参考画像:ニチハhttps://www.nichiha.co.jp/wallsearch/detail?pattern_id=549

金属系サイディングとは、ガルバリウム鋼板やアルミニウムなどの金属板を使用し、裏面に断熱材を貼り付けたものを指します。
メリット・デメリットは以下の通りです▼

メリット軽量で耐震性が高い
防音性防火性に優れる
・錆びにくい加工が施されている製品が多い
デメリット・デザインの選択肢が少ない
・塩害地域では錆びるリスクがある

樹脂系サイディング

画像参考:LIXILhttps://www.lixil.co.jp/lineup/solar_roof_outerwall/wall-j/variation/

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂を主成分とした軽量な素材でできています。
主にカナダやアメリカなどの北米で広く使用され、50%以上のしシェアを誇ります。
今、日本でも注目されつつある外壁材です。
メリット・デメリットは以下の通りです▼

メリット軽量で施工が簡単
・凍害や塩害に強く、耐久性がとても高い
・メンテナンス頻度が少ない(基本的に不要)
デメリット・デザイン性が低い
・施工できる業者が限られるため施工費用が高額になる場合がある

④木質系サイディング

画像参考:ニチハhttps://www.nichiha.co.jp/wallsearch/detail?pattern_id=498

木質系サイディングとは、木材を塗装を施し、防腐・防蟻処理など加工したものを指します。
木の持つ自然な風合いや温もりを感じられる外壁材です。
メリット・デメリットは以下の通りです▼

メリット・自然木ならではの質感や温もりを感じられるデザイン
・環境に優しい素材
デメリット・耐火性が低く劣化しやすい
・吸水性高いためメンテナンスのコストが高い(3~10年周)
・施工できる業者が少ないことからシェア率は低め

サイディング外壁に塗装が必要な理由は?

多湿の日本の気候条件から考えてもサイディング外壁に塗装を施す必要性を知っておくことが大切です。
サイディング外壁は見た目の美しさだけでなく、建物の構造を保護する機能を果たしています。
しかし、日光による紫外線や雨風にさらされる環境下では、どうしても経年劣化が進行しやすいものです。
特に紫外線による色褪せや塗膜の劣化は、外壁の性能を大きく低下させる原因となります。
つまりは定期的な塗装を行うことで、外壁表面に新たなバリアをつくり、水分や汚れが内部に浸入するのを防ぐ役割を果たし、長く美しい外観を保つことができるのです。
さらに防水性だけでなく、外壁のひび割れやコーキング材(シーリング)の隙間を補修することにもつながり、建物の寿命を延ばす効果が期待できます!
それともう一つ、塗装により外壁に付着したカビや藻などを除去するタイミングにも繋がります。
清潔で魅力的な外観は資産価値を保つうえでも重要な要素であり、定期的な塗り替えは結果的にメンテナンスコストの削減にも繋がるといえるでしょう。
塗装の色や仕上げ具合を工夫すれば、家全体の雰囲気をガラリと変えることも可能です。
外観の色合いを整えることで住宅の美観をアップできるため、近隣環境との調和や資産価値の向上にもつながります。

サイディングの劣化のサインは?

サイディングは紫外線や雨風によって少しずつ劣化が進み、色褪せや細かなひび割れが現れることがあります。
要チェックポイントは、サイディング表面の細かいヒビ、サイディング同士の継ぎ目に使用されるコーキング(シーリング材)が硬化しひび割れや剥離です。▼

例:シーリングの剥離、隙間の画像


しかし、一見綺麗で見た目にはわかりにくい場合でも、手で触れるとチョーキング(白い粉状の塗膜劣化)が付着することがあり、これも代表的な劣化サインのひとつです。▼

例:チョーキングの画像


このような症状が現れたら補修のサインと考えてください!
このまま放置すると雨水が内部へ浸入し、建物の構造にダメージを与える恐れがあるため、早めの補修が必要です。
ただし、塗装には一定のコストが伴うため、施工費用とメリットのバランスを検討する必要があります。
じっくり時間をかけて情報収集し、必要な費用を踏まえつつも、外壁を最適な状態に保つことが結果的にコスト削減につながります。

塗装不要なサイディング材はある?

メンテナンスフリーを謳うサイディング材も存在し、一見すると塗装が不要と思われるかもしれません。
確かに防水性や汚れの付着が少ない加工を施した製品も増えていますが、経年による完璧な劣化防止はやはり不可能です。
特に日本のように四季があり、梅雨や台風など湿気の多い環境では、素材自体がダメージを受けやすくなります。
表面の撥水加工や防汚性能が低下すれば、結局は塗装での保護が必要となるケースが多いのです。
したがって、メンテナンスフリーをうたう製品であっても、定期的にチェックを行い、傷や汚れ、コーキング部分の状態などを確認することは欠かせません。
少しの補修で済むうちに対策を講じれば、大掛かりな工事を回避できる可能性が高まります。

サイディング塗装に使われる塗料の種類

サイディング外壁塗装には、シリコン塗料フッ素塗料などが主に使用されます。
それぞれ耐久年数や価格帯が異なるため、住宅の立地環境やメンテナンスコストを考慮して選ぶことが大切です。
また、最近では汚れがつきにくい機能性塗料や、遮熱効果のある塗料など、さまざまな高機能製品が登場していています。
機能性の高い塗料は初期費用が高いことが多いですが、長い目で見ると塗り替えサイクルを延ばせる可能性があります。
ただし、外壁の傷み具合や塗膜の状態によって、選択する塗料の種類や施工方法が制限される場合もあるので、施工業者ともよく相談しながら最適な塗料を検討すると良いでしょう。

フッ素・シリコン・ウレタン・アクリル塗料の違い

特徴おすすめしたい人耐用年数
フッ素高耐久・親水性

塗装回数を減らし、
長期的コスト削減を重視したい
約15~20年
シリコン耐候性・防汚性能に優れる効果と費用に見合うコストパフォーマンスを求めたい

約10~15年
ウレタン・柔軟性・密着性が高い
・近年は使用されなくなっている
・長期で住む予定はない
・気になれば都度頻繁に塗装したい
約7~10年
アクリル・近年は使用されなくなっている・長期で住む予定はない
・気になれば都度頻繁に塗装したい

約5~8年


シリコン塗料は価格・耐候性ともにバランスが良く、現状もっとも一般的に使われている塗料といえます。
フッ素塗料は高額ですが、紫外線への耐性が非常に高く、塗膜の性能が長期にわたって維持されやすいのが魅力です。
塗り替えの回数を減らしたい場合や、過酷な環境に建つ物件に向いています。

【フッ素塗料参考画像:アステック
【シリコン塗料参考画像:アステック

これらの塗料の選び方は、予算や求める耐久年数、外壁の状態に左右されます。
施工業者に相談し、使用環境にあった塗料を選定することが、サイディング外壁を最適に保つポイントとなります。

サイディング外壁の見積りのポイント

塗装工事を検討する際、具体的な費用と見積りのコツを把握しておくことは非常に重要です。
サイディング外壁塗装の費用は、建物の大きさや塗料の種類、足場の設置方法などによって大きく変動します。一般的な住宅の外壁塗装では、80万円から150万円程度を目安とする施工例が多いです。
ただし、高性能塗料や屋根塗装などを含める場合は、見積り額がさらに上がる可能性があります。
一度の工事ですべてを済ませたいのか、予算に応じて段階的に対応するのか、方針をあらかじめ決めておくと比較検討しやすくなりますよ。
まず、見積りを依頼する際には、いくつかの業者に相見積りを取り、施工内容や使用塗料、保障内容などをしっかり比較しましょう。
また、良い業者を見極めるポイントとして、全体費用の他に、塗料の単価・塗布面積の計算方法までしっかり伝えてくれるなど「塗料に関して知識があるか」と、正確性があるかという点も非常に重要です。
このように賢く比較検討することで、コストを抑えながらも高品質な塗装を実現できます。
もちろん価格が安いだけでなく、アフターサービスまで考慮して信頼できる施工業者を選びましょう。

一般的な費用相場と塗料別単価

外壁塗装の費用は、1平方メートルあたり2,000円~5,000円が一つの目安とされています。
ウレタン塗料は安価ですが耐久年数が短く、シリコン塗料はバランスが良いため最もポピュラーな選択肢となります。
フッ素塗料やそれ以上の高機能塗料になると、耐候性・耐久性が高まる代わりに単価も上昇します。
同じサイディングに塗装をする場合でも、下地の劣化やひび割れなどの補修の手間によって費用が変わります。見積りを手にしたら、単純に「○○円高い・安い」だけではなく、補修の項目や塗料のグレードの違いを確認する必要があります。
また、全体費用の他に、塗料の単価・塗布面積の計算方法や各種オプションの有無も確認しておきましょう。
賢く比較検討することで、コストを抑えながらも高品質な塗装を実現できます!

メンテナンスにおけるデメリット

強いてデメリットを上げると、塗り替え工事には、足場の設置や高圧洗浄、下塗り・中塗り・上塗りといった工程が含まれ、その都度費用が発生します。
特に塗料のグレードを上げるほど単価が高くなるため、予算をしっかり確保しておく必要があります。
また、サイディングの状態や立地条件によっては、塗り替えのサイクルが早まるケースもあります。
日当たり・風当たりが強い地域では、一般的な推奨時期より早めに塗装が必要になるかもしれません。
さらに、塗装工事の期間中は騒音や臭いなど、周囲の環境への影響も避けられません。
ご近所への挨拶や養生などの準備が必要となり、スケジュールには余裕を持って計画することが重要です。

シーリング補修の費用と注意点

サイディング外壁の継ぎ目には、シーリング(コーキング)材が充填されており、ここが劣化すると雨水が浸入しやすくなります。
シーリング補修には、古いシーリングをすべて撤去して入れ替える打ち替え工法と、既存の上から充填する増し打ち工法の2種類があります。
打ち替え工法のほうが耐久性は高いですが、撤去の手間が加わるため費用は増し打ちよりも割高です。
劣化具合が激しい場合は完全打ち替えが望ましい場合もあり、適切な判断が求められます。
シーリング部分の補修は、外壁からの雨漏りや内部結露を防ぐうえでも重要なポイントです。
見積りの際には、シーリングの打ち替え・増し打ちのいずれが適切かをしっかり確認しましょう。

足場や高圧洗浄などの諸経費も要チェック

塗装には必ずといっていいほど足場の設置が伴います。足場の設置費用は工事全体の中でも大きな割合を占めるため、見積りでは足場代の算出方法をよく確認しましょう。
安全性を確保しながらコストを適正化するのが理想です。
高圧洗浄は、塗装の仕上がりに大きな影響を与える重要な作業です。
外壁に付着した汚れやカビ、既存の劣化塗膜をしっかり除去することで、新しい塗膜の密着性が高まります。
手間をかけるほど仕上がりが良くなるため、見積りに含まれる洗浄工程の詳細もチェックが必要です!また、建物の周囲状況によっては養生、廃棄物処分費などの追加費用が発生する場合があります。
見積りの明細を細かく確認し、不明点は業者に問い合わせるなど、トラブルを未然に防ぎましょう。

まとめ

いかがでしたか?
サイディング外壁の塗装は建物の耐久性と美観を維持するうえで欠かせない作業です。
ここで紹介したポイントを参考に、最適な塗装プランを考えてみましょう。
塗料の選定や費用相場、施工事例などを総合的に考えながら、家の状態やライフスタイルに合った塗装方法を選びましょう。
プロの施工では費用がかかりますが、トータルで見れば安心感や完成度で優位性があります。
事前の情報収集と計画が成功の鍵となるでしょう。

豊富な経験と実績を持つ弊社が、お客様の大切な住まいを守るお手伝いをいたします。
疑問や不安な点がございましたらぜひお気軽に練馬区の住まいるペイントにご相談ください。

最終的には、塗装業者の誠実さで命運を分けます!

建物の塗替えをする際に、何よりも大切なのは、「塗料の機能は、塗装職人の技術による適切な塗装により、建物を長く良い状態に保ってくれる」ということです。

建物の状況によって、最適な塗料は変わります。



 ” 家の表情が変わると生活が変わる “



塗装の技術力とご提案には、ぜひ一度、練馬区の塗装会社〈住まいるペイント〉にご相談ください。誠実な対応をさせていただきます。

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