
本日の日経新聞朝刊に、「日本とマレーシアの両首脳が、LNG(液化天然ガス)とナフサ(粗製ガソリン)を日本へ最大限供給することで合意する見通し」という記事が掲載されていました。
「遠い国のエネルギーの話が、わが家の外壁塗装と何の関係があるの?」と思われるかもしれません。
実は、大いにあります。
前回のブログでお伝えした「原油価格の落ち着き」「住宅設備の受注再開」に続き、今回のニュースは塗装業界にとって第3の「正常化シグナル」となります。
しかし、だからといって「材料が安くなるまで、家の塗り替えは先送りしよう」と考えるのは非常に危険です。
今回は、このニュースが外壁塗装にどう影響するのか、そして今、住宅オーナー様はどう判断すべきかを「建物の主治医」の視点で解説します。
目次
マレーシアのニュースが「外壁塗装」に直結する理由
結論から申し上げますと、外壁の塗料や、目地を埋めるシーリング材、雨漏りを防ぐ防水材の「おおもとの原料」がナフサだからです。
材料ができるまでの流れは、以下のようになっています。
- 原油 ➡ ナフサ(粗製ガソリン) ➡ 樹脂・溶剤 ➡ 塗料・防水材の完成
もしナフサの供給が細れば、末端である外壁塗装の材料は必ず不足し、価格が高騰します。
今回、中東への依存を減らし、マレーシアという新たな調達先(経路)を太く確保できたことは、「塗料が確実に手に入る環境」が整いつつあることを意味しています。
建物を守る基本も「複数の防衛線」を持つこと
「一つの地域に依存せず、調達先を分散させる」という国のエネルギー政策は、実は私たちが建物を守る際の考え方と全く同じです。
ご自宅の防水は、決して「一番外側の塗料」という一枚の壁だけで守られているわけではありません。
- 外壁の塗膜
- 目地のシーリング
- 見えない内側の防水層
- 雨水を逃がす板金
これら「複数の防衛線」が重なり合って、初めて雨水の侵入を防いでいます。
どれか一つが切れてもすぐには雨漏りしないため、劣化に気づきにくいのです。
「とりあえず安い塗料だけ塗っておけば大丈夫だろう」という考え方は、エネルギーを中東一カ国に頼り切るのと同じくらい、構造的なリスクを抱えています。
だからこそ、建物全体の防衛線を総合的に診断し、必要な手当てをすることが重要になります。
塗装は外装リフォームの一工程にすぎません。
診断で建物全体の防衛線を確認し、下地・防水・シーリング・板金まで含めて手当てする──これが、住まいるペイントが「建物の主治医」を名乗る理由です。
現場の30年で学んだ「経路が一つしかない」恐ろしさ
私は過去に、大規模修繕工事の職長として現場を指揮していました。
そこで何度も経験したのが、「材料が一系統しかない」ことの恐ろしさです。
指定された溶剤が問屋で欠品した途端、防水工程が丸ごとストップし、無駄な足場代だけが流れていく……。
その苦い経験から、今でも見積もりの段階で「もしこの塗料が欠品したら、どの代替品を使うか」という複数の経路を確認する癖がついています。
国の資源調達も、わが家の修繕計画も、「複数の備えを持つこと」が身を守る最大の防御になります。
相場を見るのではなく「建物を診る」
さて、材料供給の環境は確実に明るい方向へ向かっています。
しかし、中東情勢の緊張など逆風も残っており、今後の相場を完全に読み切ることは誰にもできません。
だからこそ、皆様に強くお伝えしたいことがあります。
材料が安くなるのを待つのではなく、建物の劣化状態に合わせて工事の時期を決めてください。
現在、世界情勢に様々なシグナルが出ています。
・価格シグナル──エネルギー各社の原油想定価格が80ドル台に集中(6月9日朝刊)
・供給シグナル──TOTOがユニットバス受注を全面再開
・調達分散シグナル──マレーシアがLNG・ナフサを最大限供給へ
世の中の相場に関係なく、外壁のチョーキング(白い粉)、シーリングのひび割れ、屋上の防水の膨れといった「劣化」は日々確実に進行しています。
材料が安くなるのを待っている間に、建物の内部(下地)まで雨水が侵入して傷んでしまえば、補修費用の方がはるかに高くついてしまいます。
ご自宅の外壁、最後に専門家の目で診てもらったのはいつでしょうか。
「塗る・塗らない」を決める前に、まず現状を知ることから始めてください。
主治医からの処方箋(今週末のアドバイス)
ナフサのニュースは、実は皆様のお手元にある「外壁塗装の見積書」に繋がっています。材料不足の懸念が和らぎ始めた今こそ、「様子見」をやめて、ご自宅の健康状態を把握する絶好のタイミングです。
今週末、ぜひご自宅の周りをぐるりと一周し、以下の3点だけ確認してみてください。
- 外壁を手でこすると白い粉がつくか
- 目地のゴム(シーリング)がひび割れていないか
- 基礎まわりに亀裂がないか
一つでも当てはまれば、それは建物からのSOS(診断のタイミング)です。
私たち「建物の主治医」が、分かりやすく丁寧な診断をお約束します。
🩺 まずは無料の建物診断から。ひび割れ一本でもお気軽にご相談ください。
練馬区・中野区・杉並区・板橋区で外壁塗装・屋根塗装・防水をご検討中の方は、外装劣化診断士による無料診断をご利用ください。LINEでの写真診断なら、その場でスマホから相談できます😊
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よくあるご質問(FAQ)
Q. マレーシアとの合意で、塗料の価格はすぐに下がりますか?
A. すぐの値下がりをお約束するものではありません。
しかし、調達先が増えることで「材料が確実に手に入る安定した環境」が整い、急激な価格高騰のリスクは抑えられます。
Q. 材料の相場が完全に落ち着くまで、工事は待つべきですか?
A. おすすめしません。建物の劣化は相場と無関係に進行します。
下地まで傷んでからの工事は補修費用が大幅に膨らむため、まずは診断を受け、「建物側の事情」で時期を決めるのが最も賢明な判断です。
Q. 見積もりの際、材料の供給リスクを確認する方法はありますか?
A. 業者に「もし指定の塗料が手に入らない場合、代替案はありますか?」と尋ねてみてください。
しっかりとした施工管理体制を持つ会社であれば、性能の変わらない代替品を即座に提案できるはずです。
Q. 建物診断は本当に無料ですか?
A. はい、完全無料です。外装劣化診断士が外壁から屋根、見えない防水層まで建物全体をチェックし、写真付きの報告書で「今すぐ必要な工事」と「まだ待てる箇所」を正直にお伝えします。
著者プロフィール

堺 俊之(さかい としゆき)
株式会社住まいるペイント 代表取締役。「建物の主治医」を掲げ、練馬区を中心に外壁塗装・防水の「診断ファースト」を実践。
- 経歴: メインフレームのプログラマーとして社会人をスタート。その後、塗装店経営(10年)、電気工事、不動産の用地仕入れ(累計76区画)、注文住宅の現場監督、大規模修繕の下地・防水職長(2年)と、建築業界を多面的に経験。
- 仕事の原点: 30歳の時、外傷性くも膜下出血を伴う大事故を経験。この死生観が「見えないところで絶対に手抜きをしない」という現在の強い信念に繋がっている。
- メディア・所属: リフォーム産業新聞掲載/地域最良塗装業者紹介「ペイプロ」密着取材/プロタイムズ加盟店
リフォーム産業新聞に複数回掲載
練馬区の推奨業者地域最良のおすすめ塗装業者紹介サービス「ペイプロ」からの密着取材
プロタイムズ加盟店〔練馬石神井店〕
▶ LINEで写真を送って外装劣化の一次判定を受けられます! → LINE登録はこちら「※しつこい営業はありません/無料・写真1枚でOK」
会社情報
株式会社住まいるペイント(東京都練馬区) 外壁塗装・防水工事/建物診断 「建物の主治医」として、塗料を売る前に建物を診ます。
▶︎会社概要
参考文献・出典
- 日本経済新聞 2026年6月10日朝刊「LNG・ナフサ 最大限供給 マレーシア、日本と合意へ」
- 日本経済新聞 2026年6月10日朝刊「イランが狙う『紅海封鎖』ホルムズ迂回路に影響」
- 日本経済新聞 2026年6月9日朝刊(原油想定価格・TOTO受注再開関連、社長新聞第48号で詳述)
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最終的には、塗装業者の誠実さで命運を分けます!
建物の塗替えをする際に、何よりも大切なのは、「塗料の機能は、塗装職人の技術による適切な塗装により、建物を長く良い状態に保ってくれる」ということです。
建物の状況によって、最適な塗料は変わります。
” 家の表情が変わると生活が変わる “
塗装の技術力とご提案には、ぜひ一度、練馬区の塗装会社〈住まいるペイント〉にご相談ください。誠実な対応をさせていただきます。