
こんにちは。
練馬区を中心に外壁塗装・防水工事・屋根リフォームを行っている株式会社住まいるペイントです。
近年、台風や局地的なゲリラ豪雨による大雨被害が全国的に増えています。
お住まいのメンテナンスを考える際、外壁や屋根の塗り替えに目が向きがちですが、大雨対策で本当に大切なのは「屋根に降った雨水が、地面や排水口までどう流れていくか」という一続きの経路(水の道)を確認することです。
「雨どいの詰まりを直したから安心」「外壁塗装をしたから大丈夫」と思っていても、水が流れる最後の出口が詰まっていたり隣地に溢れ出ていたりしては、根本的な解決になりません。
また、杉並区など自治体によっては雨水を地中に染み込ませる「雨水浸透施設」の設置に対して助成金(最大40万円)を出している地域もありますが、「助成金が出るから設置する」ではなく「自宅の敷地条件やリスクに合っているか」を最初に見極めることが重要です。
今回は、杉並区の公式情報と私たちの現場での判断基準をもとに、大雨・水害に強い家づくりのポイントを分かりやすくお伝えします。
目次
杉並区の「雨水流出抑制対策」と助成制度のポイント
まずは、杉並区が公表している行政の事実と、私たち住まいるペイントの判断を分けてお伝えします。
1. 杉並区の雨水流出抑制対策について
杉並区では河川改修や下水道整備とあわせ、道路・公園・学校・民間建築物への「雨水流出抑制施設」の設置を推進しています。敷地面積100平方メートル以上の建築などでは「雨水流出抑制対策実施計画書」の提出が必要になる場合があります。
2. 雨水浸透施設工事費の助成制度(上限40万円)
杉並区では、区が指定する標準構造の「雨水浸透ます」や「雨水浸透トレンチ」を設置する個人住宅に対し、工事費の一部を助成しています。
- 対象建物: 敷地面積1,000平方メートル未満の個人所有住宅・共同住宅など
- 助成限度額: 1件あたり最大 40万円(2026年7月15日以降の改定単価適用)
⚠️ ここが重要!助成申請時の注意点
- 必ず「着工前」の申請が必要
工事着手の約1カ月前までに申請が必要です(事前相談の目安は着工3カ月前)
すでに工事を始めている場合や新築に伴う設置は対象外となります。 - 敷地条件によっては設置できない
低地や地質、敷地の狭さによって設置できない場合があるため、工事会社や商品を決定する前に必ず区へ相談が必要です。
※予算残額や個別住宅での適否については、必ず杉並区土木計画課へ直接ご確認ください。
住まいるペイントの判断|塗装より先に「水の出口」を見る
雨によるお住まいの不具合を確認するとき、住まいるペイントでは次の順番で「水の道」をたどります。
- 屋根: 降った雨水がどちらへ流れているか
- 軒どい: 落ちた水が縦どいまで滞りなく流れているか
- 縦どい: 途中に割れ・外れ・詰まりがないか
- 排水口・浸透施設: 縦どいの下端が雨水管や雨水ますへ正しくつながっているか
- 建物周辺: 溢れた水が建物基礎や隣地に向かっていないか
外壁表面をいくら綺麗に塗り替えても、雨どいから溢れた水が外壁や基礎の隙間に集中していれば、雨漏りや水害のリスクは残ってしまいます。
「塗装・防水・排水・浸透施設」の役割の違いを理解する
お住まいを守るための工事には、それぞれ役割があります。
| 工事種別 | 主な役割 | 注意点 |
|---|---|---|
| 塗装工事 | 外壁や屋根の表面を保護し、紫外線や雨水による劣化を抑える | 敷地内の雨水を処理・排水する設備ではない |
| 防水工事 | ベランダや屋上から建物内部への水の侵入を防ぐ | 敷地全体の排水能力や雨水の流れる量を変えることはできない |
| 排水設備 | 雨どいや排水管を使って、水を安全な排出先まで運ぶ | 途中の詰まりや接続不良の点検が不可欠 |
| 雨水浸透施設 | 降った雨を地中へ浸透させ、河川や下水道への集中を防ぐ | 地盤や立地条件によっては設置できない場合がある |
住宅所有者が最初に確認したい4つのポイント
ご自宅の大雨対策・水害対策を進める際は、次の4ステップで確認しましょう。
1. ハザードマップで敷地周辺のリスクを確認する
杉並区の「わが家の水害ハザードマップ」などで、想定される浸水エリアや深さを把握します。ただし、ハザードマップの数値はシミュレーションですので、実際の雨の降り方や周囲の地形(高低差)を意識することが大切です。
2. 晴れている日に「雨どい〜排水口」を地上から確認する
危険な高所作業は避け、地上から安全に以下の項目をチェックしてください。
- 軒どいに落ち葉や土が溜まっていないか
- 縦どいの継ぎ目が外れていないか
- 排水ますのフタ周りに土砂や雑草が入り込んでいないか
- 雨上がりに水が溜まりやすい場所はないか
3. 助成申請の前に「設置できる敷地か」を確認する
「助成金上限40万円」という言葉だけに飛びつかず、お住まいの地盤が浸透に適しているか、建物や擁壁に影響がないかを事前にプロと確認しましょう。また、工事費全額が助成されるわけではなく自己負担が発生することもあります。
4. 地中に隠れてしまう工事は「写真」を残す
雨水浸透ますや地中配管の工事は、完了すると土の中に隠れてしまいます。
施工会社が「どの段階で写真を撮影・報告してくれるか」をあらかじめ確認しておくことが施工トラブルを防ぐ秘訣です。
施工会社へ確認したい3つの質問
リフォーム業者や塗装業者に相談する際は、以下の3点を質問してみてください。
- 「屋根から流れた雨水は、最終的にどこへ排出・浸透しますか?」
- 「この敷地で、その排水方法を選ぶ根拠は何ですか?」
- 「地中に隠れる工程は、どの段階で写真報告をもらえますか?」
「何を新しく取り付けるか」だけでなく、「水がどこから来て、どこへ抜けていくのか」を筋道立てて説明できる業者を選ぶことが成功への近道です。
よくある質問
Q1. 杉並区内の住宅なら、誰でも雨水浸透施設の助成を受けられますか?
A. いいえ。住宅の所有形態、敷地面積、建物種別、設置する施設の構造や場所などに条件があります。個別の条件は必ず杉並区の窓口へ確認が必要です。
Q2. 工事が終わってから助成金の申請はできますか?
A. できません。必ず工事着手前の相談と申請が必要です。着工後の申請は対象外となりますのでご注意ください。
Q3. 外壁塗装を行えば、大雨のときの浸水も防げますか?
A. 外壁塗装と敷地内の雨水排水対策は別のものです。塗装で外壁表面の防水性は高まりますが、敷地内に水が溜まる問題や雨どいからの溢れを防ぐには、排水経路の点検・補修が別途必要になります。
Q4. 雨どいの写真だけを送って状態を診断してもらえますか?
A. 写真から目視できるひび割れや外れの一次判定は可能です。ただし、雨どいの勾配(傾き)や地中配管の詰まり、敷地全体の排水状況などは、現地での実際の確認が必要となります。
無料相談・お問い合わせ
住まいるペイントでは、外壁や屋根の塗装だけでなく、雨どいや排水周りの状態も含めて「建物の主治医」の視点で診断いたします。
※杉並区の助成金申請手続きや最新の予算状況については、区の担当窓口(土木計画課)へお問い合わせください。
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参考資料・確認日
- 杉並区「雨水流出抑制対策」
2026年9月29日更新、2026年10月7日確認 - 杉並区「雨水浸透施設工事費の助成」
2026年7月31日更新、2026年10月7日確認 - 杉並区「雨水浸透施設設置助成金のご案内」
2026年10月7日確認 - 杉並区「わが家の水害ハザードマップ」
2026年5月27日更新、2026年10月7日確認
※本記事は2026年10月7日に確認できた公式情報に基づいています。助成制度の予算残額、受付状況、個別住宅の適否は未確認です。申請前に杉並区の最新案内をご確認ください。
最終的には、塗装業者の誠実さで命運を分けます!
建物の塗替えをする際に、何よりも大切なのは、「塗料の機能は、塗装職人の技術による適切な塗装により、建物を長く良い状態に保ってくれる」ということです。
建物の状況によって、最適な塗料は変わります。
” 家の表情が変わると生活が変わる “
塗装の技術力とご提案には、ぜひ一度、練馬区の塗装会社〈住まいるペイント〉にご相談ください。誠実な対応をさせていただきます。