業者選びのコツ

工事中や工事後のトラブルなど、いざという時、迅速に対応してくれると心強いですよね。
地域密着型の業者は、お客様のお住まいにすぐに駆けつけることができ、迅速な対応が期待できるので、工事中も施工後も安心です。また、地元の信用を大切にしているため、最後まで責任を持ってやり遂げてくれる可能性が高いです。

調査・点検時は、優良業者かどうかを見極めるチャンスです。細部まで丁寧に調査してくれる業者は信頼できます。反対に、短時間で調査を終了する業者は要注意！建物の大きさにもよりますが、調査・点検には約30〜60分程を要します。外壁の劣化の原因が、単に経年劣化なのか、他にも原因があるのかを見極めるには、建物の隅々まで点検する必要があるのです。

専門の知識や経験をもち、お客様の要望や疑問にきめ細かな対応ができるのがプロの仕事です。工事についてのメリット・デメリット、施工後のお手入れなど、事前に分かりやすく説明してくれるスタッフがいる業者は安心です。

また、施工実績の数と豊富さはその塗装業者が信頼されてきた証。これまでの施工例を写真や動画で見せてくれる業者はそれだけ工事に自信があるということです。

トラブルを未然に防ぐためには、口頭での約束だけでなく、しっかりと書面で条件を提示してくれる業者を選ぶことが重要です。見積金額や品質、工期、使用する材料に関すること、クーリングオフについても書面に記載されているか確認しましょう。

また、見積書を「一式」として内容が不透明な業者もありますが、施工工程が細かく記載されている業者を選ぶのをおすすめします。

建設業者総合賠償責任保険は、建設業における施設、業務、生産物などのさまざまな損害賠償リスクを一つの保険契約で包括的に補償します。会社の業務に従事する人の業務上の災害に関わる様々なリスクを補償する「建設業者総合賠償責任保険」に加入している業者なら、着工から完工まで、安心して任せられます。

施工業者が「建設業許可」の資格を持っているかどうか確認しましょう。また、2023年10月より、戸建て住宅の塗装工事であっても工事前にアスベストの有無を調べる事前調査が義務となりました。事前調査を行うには「建築物石綿含有建材調査者」の資格が必要です。

他にも、建築士、施工管理技士、外装劣化診断士などの資格を有する業者であれば、技術や建築知識が備わっていると判断できるでしょう。また、塗料メーカーの「認定施工店」であることにも注目です。この認定は、講習や実績をもとに塗料メーカーの厳格な審査をクリアし「認定施工技術者証明書」を取得した業者に与えられます。これは高度な技術と知識を持っており、お客様の要望に確実に応えられることを示す証明です。

業者を決定する前に、アフターフォローの充実度を確認しましょう。保証内容や対応範囲、メンテナンスや定期点検の有無については必ず確認を。連絡方法や対応速度も重視しましょう。

また、顧客満足度や口コミも参考にし、信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。